当社では、自社のメンテナンス技術者が直接現地で保守作業しております。

ショットブラストのメンテナンス事例

保守メンテナンス製品:ショットブラスト SHF-8C スイングハンガータイプ

キャビネットを保護する、またそれを押さえるフラットバーの交換作業です。

なぜ交換するのか

ブラスト装置は研磨材を投射して金属、樹脂、ガラス等様々なものの表面を研削しますが、使っている研磨材の比重、硬度によっては機械自体をも削ってしまいます。

投射した研磨材が乱反射したり表面を滑る為、ライニングゴムが摩耗しキャビネットの金属部分が剥き出しですとキャビネット自体が削れて行き、最終的には穴が開き研磨材が飛びだしてしまいます。
それを防ぐため内部の金属部分にライニングゴムが取り付けられております。
ライニングゴムは1枚物ではないため必ずラップ(ライニングゴムが重なる)部分が発生いたします。
投射機から研磨材が出てくる角度と方向を考慮し、ラップ部分にどの方向から研磨材が流れてくるかを想定し、研磨材がラップ部分からライニングゴムを破らないよう取り付けていきます。

ライニングゴムメンテナンス

またキャビネット天井部分など弛みやすく研磨材が入り込みやすいと想定される箇所やライニングゴムを押さえつける必要がある箇所にはフラットバーを取り付けることで弛みを防止しライニングゴムとキャビネットの間に研磨材が入ることを防いでおります。

ライニングゴムは耐摩擦性能が高いため、金属板よりも研磨材に削られにくいですが長期間使っているとライニングゴムも削られていきます、メンテナンスのために取り外し前のライニングゴムとフラットバーに緑でペン入れをしているのは、もともとどこについていたものなのかを示す為です。

それぞれ取り外した後削れてしまった部分を補う形でライニングゴムから切り出し、取り付けていきます。

作業開始

ペンで書き込み、フラットバー、ライニングゴム、保護板の場所を残す



作業手順

・取り外したライニングゴムを基に摩耗してなくなってしまった箇所を補完しながら新しいライニングゴムから切り出す
・手分けをしてライニングゴムを取り付けていたボルトの補修や、キャビネット自体の補修を行う
・切り出したライニングゴムやフラットバーの交換部品を取り付ける



保守メンテナンス作業完了

作業後に確認をして完了



メンテナンス後全景

メンテナンス前
メンテナンス後

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